2015年5月31日のまちなかメディカルカフェの様子 21組25名の相談者が参加しました。その内訳は、初回3組4人、リピーターは18組20名、見学が1人でした。21組の相談者数は、過去最多の参加数です。「個別相談」は初回の方が2組、「リピーター」3組の方の計5組と、「個別相談」も過去最多でした。新ホームページの「問い合わせ画面」を使用した申し込みは2組ありました。「グループによるディスカッション」は3グループに分かれて行われ、パワーあふれる会話にスタッフも圧倒されました。「クールダウン」をお願いした岡倉ゆかりさんの歌声は、相談者やスタッフの胸を打ち、そっと涙ぐむ方も見られました。また挨拶の中で旦那様である岡倉石朋(おかくらせきほう)さんの病気にも触れられ、家族を大切にする姿を垣間見ました。当会副代表の粕田先生も、最後の挨拶で「歌の力はすばらしい」とその感想を述べられました。岡倉さん、本当にありがとうございました。 個人面談の風景 グループの風景 岡倉さんのすばらしい歌と演奏
2015年6月28日のまちなかメディカルカフェの様子 25組29名の相談者が参加しました。相談者数が過去最多を更新しました。内訳は「初回」8、「リピーター」15、「見学」1 、「当日受付」1(全部で25組 )の相談者とスタッフ24名が参加しました。「グループによるディスカッション」は消化器系癌、乳癌・婦人科系癌、その他の3グループに分かれて行われ、情報交換、ピアサポートなど元気な会話に包まれました。「クールダウン」は、スタッフである山本理栄さんの「リラクゼーション」。まさにクールダウンには最適な方法、一日の終わりに行えば快眠間違い無しです。最後の挨拶では上川先生が「ヒポクラテスの誓い」の意味と現在医療に足らない所を明確に述べられました。 グループでの一コマ 山本さん(左)と嶋田さんのクールダウン
2015年7月26日のまちなかメディカルカフェの様子 20組23名の相談者が参加しました。その内訳は、初回2組、リピーターは18組でした。「個別相談」は4組「グループによるディスカッション」はAからDの4グループに分かれて行われ、相談者同士の真剣な面持ちや笑い声など暖かい雰囲気に包まれました。クールダウンのゲストは「ツルタハルさん」でした。オカリナでAmazing Graceや糸、そしてコンドルは飛んでいくなど演奏してくださいました。またオリジナル曲もご披露くださいました。ギターで弾き語りもとても素敵でした。相談者、そして私たちスタッフの心にあたたかな日差しが差し込むようなひとときでした。ツルタハルさんは、20代にギターとユニットを組み音楽活動を開始。後に、一人で弾き語りでオカリナ演奏を行う。出産を機に子育てに専念。2013年より12年ぶりに、音楽活動を再開。 カフェ、古民家、ライブハウスなど活動している。 YouTubeリンクツルタハルさんオリジナル曲、お聞きください。 グループでの一コマ 個人面談 ツルタハルさん(オカリナ演奏) ツルタハルさん(ギターで弾き語り)
2015年8月23日のまちなかメディカルカフェの様子 今月の相談者は11名、スタッフ20名、見学者2名、33名の参加になりました。 グループディスカッションは3テーブル、個別相談は1テーブルで暖かい一時を過しました。 クールダウンは歌の会@がんセンターでお馴染みの吉村さんの「歌の会」のナンバーから、相談者さんに選曲していただき、「夏の思い出」「思い出の渚」「赤とんぼ」「ふるさと」「ひとりの手」を歌いました。 「ひとりの手」は三番まで歌いましたが、5番の歌詞がとてもカフェにぴったりと、平林先生が朗読して下さいました。 **ひとりの手 5番** ~ ひとりの人間は とても弱いけれど それでも みんなが みんなが 集まれば 強くなれる 強くなれる ~ (報告、写真:嶋田さん)また、9月19日から20日に開催される「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015とちぎ」のルミナリエについての説明と参加の案内がありました。詳しくはホームページをご覧ください。吉村さんのプロフィール 20年程前より音楽仲間 (ヴァイオリン.フルート.和太鼓) とのチャリティーコンサートや老人施設等で慰問活動をしている。2回の癌を経験した時から「音楽は病気の癒しになる素晴らしい力がある」ことに改めて目ざめ、今までの活動はもちろんであるが、毎月栃木県立がんセンターで「歌の会」を開催しおり、今月で163回目(16年目)を迎える。また、自宅ではピアノ教室や地域では2つの合唱団で伴奏を受け持つなど、今後も病気で苦しんでいる方々に、音楽を通して癒しや元気を届ける活動を続けることをライフワークにしている。7月25日の「歌の会」・・栃木県立がんセンター♪たなばた、夏の思い出、浜辺の歌♪ など全9曲を「アンサンブルおとひめ」の軽快な会話と曲にまつわる背景やエピソードをまじえながら合唱しました。子供の頃に歌った曲が 新鮮に感じ、忘れていた何かを思い出したような気分を味わいました。参加された患者さんの中には点滴中の方も見られ楽しまれた様子でした。今後の予定8月22日(土曜日)9月26日(土曜日)いずれも11時から11時40分間までの予定です。 「歌の会」によるクールダウンの一コマ リレー・フォー・ライフ ルミナリエの紹介 吉村さんの演奏 7月25日の歌の会、演奏風景 栃木県立がんセンター
2015年9月27日のまちなかメディカルカフェの様子 今月の相談者は2人の初回と13組のリピーター(全員で16人)、スタッフは20人の参加になりました。うち個別の相談は5組、3グループの編成で行われました。毎回来られている方が見られないと。どうかしたのかと尋ねられたり、お互いがお互いを心配している様子も印象的なカフェでした。クールダウンは日光市出身の民謡歌手の古田佳子さんと尺八の西村的龍山さんのすばらしいコラボでした。日光和楽踊りのバラード調など編曲もすばらしく、多くの方がもう少し聞きたかったと感想をもらしていました。次回は是非コンサートをお聞きしたいと思います。民謡の概念が少し変わった、これぞ伝統なのでしょう。古田佳子さんのプロフィール(HPより) 平成9年 コロムビアレコード全国民謡コンクール優勝 第15回正調刈干切唄全国大会優勝 平成10年 日本民謡協会 民謡民舞春季全国大会総合優勝 内閣総理大臣賞受賞 平成12年 第13回越名舟唄全国大会優勝 平成13年 第14回秋田船方節全国大会優勝 平成14年 日本民謡協会民謡民舞全国大会 内閣総理大臣賞争奪戦優勝 内閣総理大臣賞受賞 平成15年 第16回日本民謡フェスティバル2003 グランプリ受賞 他 多数の受賞暦あり グループでの一コマ 相談者の感想 古田佳子さん(左)と西村的龍山さん(右) 民謡と尺八の音色に聞き入る
2015年10月25日の「まちなかメディカルカフェ」の様子 今月の相談者は3人の初回、11組のリピーター、1名の見学者(取材)(全員で15人)、スタッフは24人の参加になりました。うち個別の相談は5組、4グループの編成で行われました。この会に参加してから随分自分が変わったとか今までは家のなかに入りがちでしたが、随分と外に出られる様になったとかの声が聞かれるようになり嬉しく思います。クールダウンを担当された横山さんの話は短い時間でしたが、大変分りやすくキャンナス烏山の活動を分りやすく紹介され、痒い所に手が届く活動であることがよく理解できたと思います。さらに全国に広がることをご期待申し上げたいと思います。〈今月のケーキ〉 毎回がんであっても安心して召し上がっていただける材料を使ってヘルシーケーキを作っております。 基本は砂糖不使用、ベーキングパウダーはアルミフリー。ケーキによって小麦粉不使用、バター不使用、卵不使用などです。 今回のイチジクのケーキは自家製イチジクのワイン煮、おから、自家製玄米から作った豆乳ヨーグルト、こめ油、寿宝卵(たまごアレルギーの方でも食べて大丈夫なたまご)、脳を元気にするくるみ(嶋田)。 キャンナスについて全国ボランティアナースの会キャンナスは、「困ったときは、お互い様、求める手 差し出す手」をモットーに活動する、有償ボランティアです。目的は、家族のレスパイトが中心となりますが、制度が使えていない人を制度に繋ぐきっかけにもなります。また、ボランティアを通じて、生きがいやコミュニティーの構築なども、目標としています。現在、キャンナスは、地域包括ケアシステムの重要な位置付けとして、注目されはじめており、全国に広がっています(横山)。今回はまちなかメディカルカフェで「キャンナス烏山」を紹介いたします。 嶋田さん自家製のイチジクケーキ(左) 相談者の感想 キャンナス烏山の横山さんのご講演 横山さんの講演を熱心に聞く相談者
2015年11月29日の「まちなかメディカルカフェ」の様子 カフェには19組22人、見学者2人が来られ、久しぶりに20人を超えました。スタッフも22人が参加し、賑やかでした。積極的に自分の病気に向かわれている姿勢に感激しました。クールダウンでは「ピアノ研究会」のピアノ・デュオ「たんぽぽ」の高橋恵子さん、品田紀子さんのお二人に素敵なピアノ演奏をしていただきました。また発声練習から始まった合唱では皆さん腹筋を使って大きな声で歌われていて気持ちよさそうでした。「NPO宇都宮ピアノ研究会」の高橋恵子さんと品田紀子さんの2人(ピアノデュオたんぽぽ)によるピアノの独奏と連弾、そして、参加者との合唱。 ● 予定している演奏曲目 1 Henry Mancini: 「ムーンリバー」 ピアノソロ2 vincent youmans: 「二人でお茶を」 ピアノ連弾3 服部良一: 「一杯のコーヒーから」 みんなで歌いましょう4 Henry Clay Work: 「大きな古時計」 みんなで歌いましょう5 いずみ たく:「見上げてごらん夜の星を」 みんなで歌いましょう6 Holst: 「Jupiter」 ピアノ連弾7 Schumann: 「子守歌」か Debussy: 「月光」 ピアノソロNPO宇都宮ピアノ研究会について 1989年 音楽愛好家を中心に「宇都宮ピアノ研究会を結成」、同年6月から2004年7月に公開講座、公開レッスン、コンサート等不定期開催。1990年4月からスプリングコンサートを毎年開催、今年で26回2013年10月に特定非営利活動法人宇都宮ピアノ研究会として認証される。現在の正会員 約40名、準会員 約20名→ まちぴあブログ ピアノデュオたんぽぽ
12月20日の「まちなかメディカルカフェ」とクリスマス会 カフェには相談者16組18人と見学者として獨協医科大学医学部の学生さん3人が来られ、スタッフ(24人)と一緒にが参加しました。相談者は3つのグループと4つの個人面談にわかれ真摯に自分の病気に向われ相談されたり、積極的に自分の経験をお話しされている様子を見ることができました。お楽しみの「クリスマス会」は、大竹伸子さんの絵本朗読にはじまりました。絵本は平林代表が、かつてクリスマスにお子さんに読み聞かせたサンタクロースのお話でした。ミニクリスマスコンサートは「黒澤倫子さん」のたくさんのクリスマスソング。黒澤さんの歌声に心が洗われた気持ちになりました。改めて歌の力を感じた一時、黒澤さんありがとうございました。コンサートの最後は「きよしこの夜(Silent night)」。参加者全員で合唱!!感激です。声を出して歌う・・・久しぶりです。和気あいあいのクリスマス会、最後のイベントはクリスマスプレゼント。磯さん演じるサンタクロース、村井先生演じる大きなトナカイのプレゼント交換。皆さん、童心に戻ったような楽しい笑顔、笑顔・・・・。幾つになってもプレゼントは嬉しいです。参考情報:黒澤さんの歌声 CDの紹介・Chrismas Blessing(神の恵み)・Grace(神の恩寵) 相談会の様子 (下) 獨協医科大医学部の学生(左から原さん、本荘さん、宮下さん) 大竹さんの絵本朗読、(下) サンタ(磯さん)トナカイ(村井先生) 黒澤倫子さんの歌と収録されているCD
2016年1月31日の「まちなかメディカルカフェ」 今月は新聞報道をみて参加された初回の方が3組もありました。全部で初回4組、リピーター14組、見学者1組(20人)が参加され賑やかで有意義な一時を過ごされたと思います。何度も参加されている武田幸雄さん(写真)は、1月23日の下野新聞「読者登壇」に投稿され、「まちなかメディカルカフェ」を通して自分の病と戦っておられることを披露されました。当日のスピーチでも武田さんらしいやさしい言葉で、当会に参加することで、大きな勇気と喜びを得られていることを語っておられました。● 武田さんが「読者登壇」に投稿された記事をご覧ください。→ PDFファイルを表示 クールダウンは「まんまる笑顔のみんなのおうち」の水野谷房恵さんには、雪のつもっている日光から来て頂き感謝しております。下記のプログラムを熱演、熱唱して頂き相談者、スタッフ一同感動の渦に引き込まれた一時を共有しました。本当にありがとうございました。 当日のプログラム 1.Open your heart 作詞・作曲 樹原涼子 2.あなたの愛に・・・ 作詞・作曲 fusae 3.自分を生きる 作詞・作曲 fusae 4.ハレルヤ!! 作詞・作曲 fusae 武田幸雄さん 熱心な個人面談の一コマ 水野谷房恵さんの熱演 心にしみた一時
2016年2月28日の「まちなかメディカルカフェ」 現在、作成中(写真とクールダウンの演奏のみ掲載)桑野三兄弟による演奏(バイオリン、チェロ、ピアノ)による演奏でした。曲名は ♪You raise me up♪ 桑野三兄弟
2016年3月27日の「まちなかメディカルカフェ」 今月は14組15人(内個人面談は2組)の相談者の方々が参加されました。朝は曇り空でしたが、会が始まると日差しが入り気持ちのよい天気に恵まれました。グループは3つに別れ、話に聞き入る方、話が止まらない方、様々の中、とても良い雰囲気でアッと思う間に時間が過ぎて行きました。クールダウンは「詩の朗読」です。朗読は神成當子(かんなりまさこ)さん、音響は旦那様の神成芳彦 さん、手伝いと紹介はスタッフの竹原典子さんでした。 詩は長田 弘さんの「人生は森の中の一日」より・・・・・・・・・・・・・・・・・森には何一つ、余分なものがない。何一つ、むだなものがない。人生も、おなじだ。何一つ、余分なものがない。むだなものがない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジーンと心に残りました。感動です。 神成ご夫妻とカフェスタッフの竹原さんは、「傾聴と在宅支援のボランティア・のぼらん」の会員で活動されておられます。「傾聴と在宅支援のボランティア・のぼらん」は2014年4月に立ち上げられ、以来、在宅医療を受けておられるお宅(ご高齢の1人暮らしの方や介護をされておられる方)へ伺い、お話しの相手をします。時には、おしゃべりをしながら重いものを動かしたり、庭の片付をしたり、一緒に洗濯物を整理したりなど、ささやかなお手伝いをしています。 楽しそうな会話 グループでの一コマ 上:神成當子さん、下:音響担当の神成芳彦さん 詩集と朗読